2011年10月25日

ニューヨーク植物園

ニューヨークのブロンクス郊外にニューヨーク植物園がある。マンハッタンから電車で1本、下りた駅の目の前に門がある。
イメージ 1
 
門を入ってすぐに芝生がある。立て札には「The irrigation ot the great lawn is made possible by the generosity of Dr. and Mrs. Karl M.F. Wamsler」と記されている。アメリカ東部の公園や公共施設には芝生が多いが、その維持にはかなりの費用がかかっていると思われる。
イメージ 2
 
古風な温室。「Enid A. Haupt Conservatory」と書かれてある。conservatoryには、芸術学校・音楽学校のほかに温室という意味もある。
イメージ 3
 
「edible garden」を標語に市民が気軽に楽しめる植物園を目指しているようだ。
イメージ 4
 
敷地は広大で、奥には再生した二次林がある。白人がやって来る前のアメリカ東部に存在した森林に近いと思われる。もともと山火事の影響で二次林であろうから。
イメージ 5
 
湿地生態系を模した一角もあった。三菱の援助で作られたようで、「Mitsubishi wild wetland trail」と書かれていた。
イメージ 6
 
写真を撮るのを忘れたが、芝生の奥に見えている建物の右に研究棟があり、そこに植物標本庫がある。行った時には知らなかったが、ニューヨーク植物園(略称NY)は植物標本の所蔵数では世界第2位で、アメリカでは1位らしい。アメリカの植物標本館で熱帯植物の標本が充実しているのは、熱帯アメリカ植物ではミズーリ植物園、熱帯アジアの植物ではハーバード大学という印象があるので、温帯の植物が特色なのかもしれない。なお、植物標本数所蔵数が世界最大なのはフランスの国立自然史博物館(950万点)で、2位はNY(720万点)、3位はロシアのコマロフ植物研究所(716万点)、4位がイギリスのキュー王立植物園(700万点)。ミズーリは6位(587万点)、ハーバードは8位(500万点)、オランダのライデンは11位(400万点)(Wikipediaによる)。アジアで多いのは、中国国立植物標本館(247万点)、インドネシアのボゴール(200万点)、東京大学(170万点)など。
ラベル:北アメリカ
posted by なまはんか at 06:10| ニューヨーク旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月08日

セントラルパーク

ニューヨークはボストンより住みやすそう。南北に長いマンハッタン島の街は碁盤目で、東西の通りには北に行くほど大きくなる順に名前が付けられており、わかりやすい。たとえば、ダウンタウンのタイムズスクエアは42丁目(42nd Street)、アップタウンのコロンビア大学は116丁目(116th Street)。地下鉄も縦横に走っている(おもに縦=南北方向だが、東西は歩いてもたいした距離ではない)。なにより、街の真ん中に広大なセントラルパークがあるのがいい。ボストンにもボストンコモンとパブリックパークがあるが、セントラルパークに比べるとあまりに小さすぎる。
 
セントラルパークの池はこんなに大きい。これに比べるとボストンのパブリックパークの池は水たまりみたいなものだ。
イメージ 1
 
芝生も広大。これはその名もGreat Lawn。
イメージ 2
 
ジョガーと自転車も多い。
イメージ 3
 
一番南側には遊園地と動物園もある。
イメージ 4
 
セントラルパークのすぐ西側にジョン・レノンとオノ・ヨーコが住んでいたアパートがある(ダコタ・ハウス)。
イメージ 5
 
ダコタ・ハウスのすぐとなりの一角がストロベリー・フィールズと名付けらた場所。あたりを探してみたが、イチゴもキイチゴも見あたらなかった。ビートルズの曲にちなんで名付けられただけなので、それも当然。
イメージ 6
 
ストロベリーフィールズの通路の地面に、ジョン・レノンをしのぶモニュメントがある。中央にimagineと書かれている。
イメージ 7
 
追記:今日はアメリカ時間で12月8日(日本時間12月9日)。ジョン・レノン暗殺から30年目。
ラベル:北アメリカ
posted by なまはんか at 11:12| Comment(0) | ニューヨーク旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月07日

自由の女神とエリス島

ニューヨークと言えば、「自由の女神」ということで、行ってきました。
自由の女神はリバティ島という島にあるので、船に乗っていく。乗船前には飛行機並みのセキュリティチェックあり。
イメージ 1
 
むこう向きの人たちはマンハッタン島の写真を撮っており、こっち向きの人たちは自由の女神を撮っている。
イメージ 2
とにかく大きい。ちなみに、一部の人に有名な牛久大仏は、「全高120m(像高100m、台座20m)を誇り、奈良の大仏(像高[1]14.98m)が掌に乗り、アメリカ合衆国ニューヨーク州にある自由の女神像(全高93m、手を掲げた姿勢の像高46.05m)の実質的な像高(足元から頭頂までの高さ33.86m)の3倍近くの大きさである。」だそうです。イメージ 3
リバティ島に上陸して女神の台座に入ることができる。
イメージ 4
続いて船を乗り換えて、エリス島へ。中央の建物が入国手続きを行っていた建物。今は博物館になっている。移民を載せた船は自由の女神の横を通ってこの島に到着した。
イメージ 5
世界の地域別に見たアメリカ合衆国への移民数の推移。戦前はヨーロッパ(手前の紫から灰色までの4つ)からの移民が圧倒的に多かった。近年はアメリカ(青、中南米が多いだろう)とアジア(赤、中国・インドが多いだろう)からの移民が急増していることがわかる。
イメージ 6
移民の出身地の民族衣装を着たバービー人形が展示してあった。これが日本代表。
イメージ 7
 
ラベル:北アメリカ
posted by なまはんか at 12:19| Comment(0) | ニューヨーク旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。