2010年12月09日

針葉樹

庭や植え込みで一番多い針葉樹はイチイだろう。イチイ属は世界中に9種が分布するが、形態がそっくりなので、これらすべてを1種にまとめる見解もある。交雑も可能で、アメリカで栽培されているものは、ヨーロッパイチイ、日本のイチイ、両者の雑種があるらしい。なので、植えてあるイチイの種名はわからない。
 
これが葉が平面的に着く普通のタイプ。
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こちらは葉がらせん状に着くキャラボク型。ヨーロッパイチイにもこの型がある(Irish yew)ので、日本のキャラボクかどうかはわからない。
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私の両親の実家は北海道で、子どものころ祖父母の家でイチイの実を食べまくった記憶がある。北海道ではオンコと呼ぶ。
 
クロベ属のThuja occidentalis。英名はwhite ceder。アメリカ北東部に自生するらしい。
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こちらが樹形。何本かまとめて植えてあるが、きれいな三角錐状。
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ラベル:生物学
posted by なまはんか at 12:53| Comment(0) | ボストンの植物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月05日

木本:ウルシ科

ウルシ科(Anacardiaceae、Cashew Family)
 
アメリカ原産のAmerican Smoketree (Cotinus obovatus)とユーラシア原産のEurasean Smoketree (Cotinus coggygria)があるらしい。どこが違うかまだ調べていない。7月3日、Boston Commonの隣のPublic Gardenにて。
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Rhus typhina Staghorn sumac
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ラベル:生物学
posted by なまはんか at 00:09| Comment(0) | ボストンの植物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月30日

木本:モクセイ科

モクセイ科 Oleaceae Olive Family
 
Syringa vulgaris 英名はLilac。バルカン半島原産の落葉低木。ハシドイ属はユーラシアに20~25種分布。アメリカには自生しないが、あちこちに植えてある。私がアメリカに来たときにはすでに花の盛りを過ぎていた。5月13日ハーバード大学にて。
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 Chionanthus virginicus White Fringetree ニュージャージーからフロリダに分布する落葉低木。ヒトツバタゴ属のうち、東アジアに分布するヒトツバタゴ(C. retusus)と本種のみ温帯に分布する落葉樹。他の約80種は熱帯に分布する常緑樹で、Linociera属とされる場合もある。マレーシアでもよく見かける。5月20日、Cambridge市の北隣のSomerville市にて。
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ラベル:生物学
posted by なまはんか at 10:48| Comment(0) | ボストンの植物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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