2010年06月25日

針葉樹:マツ科その他の属

マツ科のその他の属。まずDouglas fir (Pseudotsuga menziesii)。北カリフォルニアに非常に多い。きれいな円錐形の深緑色の樹冠をもつ。側枝が垂れ下がり気味なのが特徴。
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 これは道ばたの稚樹。新葉が鮮やかな黄緑色。側枝が垂れ下がり気味なのがよくわかる。
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 球果のついたシュート。
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続いてトウヒ属。Sitka spruce (Picea sitchensis)。北カリフォルニアからアラスカまでの海岸に分布する。写真はJug Handleで海岸草原が森林に移行していく最前線に生えていた個体。耐塩性が強いらしい。
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 林内の稚樹は、葉が細い。
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 樹皮は板状にはがれる。
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最後にWestern hemlock (Tsuga heterophylla)。日本のツガもそうだが、針葉樹には珍しく主軸が垂直に成長しない。
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 樹皮は日本のツガほど松肌にならない。球果は日本のツガに似て小さい。
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ラベル:生物学
posted by なまはんか at 02:48| Comment(0) | カリフォルニアの植物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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