マツ科のその他の属。まずDouglas fir (Pseudotsuga menziesii)。北カリフォルニアに非常に多い。きれいな円錐形の深緑色の樹冠をもつ。側枝が垂れ下がり気味なのが特徴。

これは道ばたの稚樹。新葉が鮮やかな黄緑色。側枝が垂れ下がり気味なのがよくわかる。

球果のついたシュート。

続いてトウヒ属。Sitka spruce (Picea sitchensis)。北カリフォルニアからアラスカまでの海岸に分布する。写真はJug Handleで海岸草原が森林に移行していく最前線に生えていた個体。耐塩性が強いらしい。

林内の稚樹は、葉が細い。

樹皮は板状にはがれる。

最後にWestern hemlock (Tsuga heterophylla)。日本のツガもそうだが、針葉樹には珍しく主軸が垂直に成長しない。

樹皮は日本のツガほど松肌にならない。球果は日本のツガに似て小さい。

ラベル:生物学