2010年06月25日

針葉樹:マツ科マツ属

マツ属(Pinus)。まず北部海岸から。Jug Handleの2種。青っぽいのがBishop pine (Pinus muricata)、薄い緑色なのが Bolander pine (Pinus contorta var. bolanderi)。
イメージ 1
 
Bishop pineのシュート。二葉松。Bishop pineの分布は海岸から20km以内に限られる。
イメージ 2
 
Bolander pineのシュート。これも二葉松。Bolander pineはシエラネバダとカスケード山脈の標高1800m以上に分布するLodgepole pineの亜種。Fort Bragg(Mendocino County)周辺のpygmy forestだけに分布する。漂白層があるポドゾル土壌に生えることから、Medocino White Plains lodgepole pineとも呼ばれる。
イメージ 3
 
続いて北部海岸山地内陸部からシエラネバダ山麓のウッドランドに多いGhost pine (Pinus sabiniana)。Gray pine、Digger pineともいう。
イメージ 4
 松ぼっくりは子供の頭ぐらいあってトゲがすごい(「球果」参照)。ちょっとドリアンに似ている。落ちて当たったらケガをしそう。これは三葉松。
イメージ 7
 
シエラネバダ山地針葉樹林の2種の稚樹。薄緑で葉が短いほうがSugar pine (Pinus lambertiana)、青っぽくて葉が長いほうがPonderosa pine (Pinus pnderosa)。ヨセミテのマリポサ・グローブにて。
イメージ 5
 
こちらがSugar pineの幹と球果。五葉松。イメージ 8
 
こちらがPonderosa pineの幹と球果。三葉松。
イメージ 6
 
5月には以上の5種を見た。
ラベル:生物学
posted by なまはんか at 01:49| Comment(0) | カリフォルニアの植物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。