9月から英語教室に行っている。ハーバード大学のExtention Schoolというので、週2回1日2時間。学費は結構いい値段がする。私の行っているコースはIntegrated Skillという、読み・書き・会話をバランスよく学ぶという趣旨。能力別クラスで、9月からのコースは3レベルに分かれる。コースを申し込んだ後にPlacement testを受けてレベルが決まる。私は聞き取りの点数が悪かったが、文法ができたので一番上のコースになった。
これが門です。
現時点で残っているメンバーは韓国人4人、日本人1人(私)、ロシア人・フランス人・スペイン人・メキシコ人・ブラジル人・コロンビア人・エルサルバドル人各1人ずつ。計12人。男性5人で女性が7人。意外なことに中国人・インド人がいない。発展途上国の人には学費が高すぎるのかもしれない(でもラテンアメリカも発展途上国とされている・・・)。ちなみに、ハーバードに来ている留学生(2010-2011年)の人数としては、多い順からカナダ人・中国人・韓国人・イギリス人・インド人・ドイツ人・シンガポール人・日本人の順番らしい(http://hio.harvard.edu/abouthio/statistics/pdf/StatsStudentsCountrySchoolRankFY11.pdf)。母語でいうと、韓国語話者とスペイン語話者が4人ずつで最大派閥。ほかは1人ずつ(日本語・ロシア語・フランス語・ポルトガル語)。
建物全景。
宿題が多くてまじめに受講するとかなり大変。コースを終了するためにはintersectionalityについて論文を書き、発表をしなくてはならない。私は今日論文を提出し、発表も終えた。主題はアメリカ日系人の第二次世界大戦中の強制収容について。時間通り(10分)に発表できたが、やはりプレゼン技術が問題(eye contact, too internal etc.)だと自覚した。論文の書き方はアメリカの文系では普通らしいMLA(Modern Language Association)という方式に従わなければならない。理系と文系でだいぶ違うと感じた。12月はじめで終わる。あと2回しかない。それなりに楽しんで受講することができた。払った金額の分だけ英語が上達したとは言えないが・・・
extention schoolの看板。veritasはラテン語で「真実」を意味し、ハーバード大学の標語になっている。
先生は黒人女性。intersectionalityを学ぶにはちょうどよいだろう。メールで自分のことをProfessorと書いているが、私より若く見える。Full Professorでなくても、通常の会話では「大学教員」という程度の意味で、Professorと呼ぶのかもしれない。辞書を見ると「米語」では「(一般に)大学の先生」を意味すると書いてあった。
厳しく熱心に、しかし褒めながら、教えてくれる。決して生徒をけなすことはない。同じ教員として学ぶところが多い。
12月1日最後の授業があった。placement testと同じマークシート形式の卒業試験のようなものを受けて終了。リスニングがやはりダメ。3ヶ月週2回、2時間づつ程度では上達しません。
ラベル:北アメリカ