2010年11月07日

ケープコッドの植物:針葉樹

Pitch pine、Atlantic white cedarのほか、半島の付け根に近くになるとEastern white pineも出現。
そのほか、場所によって多かったのが、Eastern red cedar (Juniperus virginiata)。
 
特にSalt Pond周辺に多かった。Salt Pondは水路で海とつながったkettle(氷河湖)。写真で三角形のような樹形の小さな木が多数見える。それらが、Eastern red cedar。
イメージ 1
樹形はCupressusと似ている。ただし、Cupressusの球果は木化するのに対し・・・イメージ 2
・・・Juniperusの球果は液果状になり、種子が鳥によって散布される。このため、Eastern red cedarは、裸地にまっさきに定着する先駆種となっている。Salt Pond周辺にはかつてゴルフ場だった場所があり、今はEastern red cedarのほぼ純林になっている。イメージ 3
葉はふつう鱗片状で枝にはりついているのだが、この写真のように、針状になることがある。
イメージ 4
ラベル:生物学
posted by なまはんか at 08:35| Comment(0) | ケープコッド・ウォールデン湖 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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