ホイットニー山登山道の登りはじめは、乾燥した斜面でPinyon-juniperウッドランドになっていた(http://blogs.yahoo.co.jp/aibaboston/4406619.html)。そこで、サボテンを見た。ウチワサボテン属のOpuntia basisalisという種だと思う。サボテン科は南北アメリカに固有の科である。着生性の1種だけが世界中に分布するが、せいぜい数千年前に鳥による種子散布でアメリカ大陸から移住したと考えられている。サボテン科の植物は、アメリカの砂漠に多いと思うのだが、今回はモハーベ砂漠の西端にちょっと行っただけなのでみかけなかった。
ラベル:生物学