2010年10月01日

マツ科モミ属:球果や樹皮など

モミ属の球果。英語では単にconeと呼んでも誤りではないが、オスのconeもあるので、厳密にはfemale coneですね。
 
White fir (Abies concolor)の球果。稚樹では葉が平面的につくのが特徴なのだが、成木になるとはっきりしない。ホイットニー山にて。
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こちらは、Red fir(Abies magnifica)。ヨセミテのTioga Roadにて。
イメージ 2
 
こちらはオスのmale cone。花粉を飛ばすが、種はできないので、球「果」とはよべない。日本語でなんと呼ぶのか知らない。White firかRed firか、どちらかわからない。ヨセミテGlacier Point手前のCentinel Domeにて。
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Red firの樹皮。
小さいときは白くて平滑なのだが、大きくなるにつれ、たてにひび割れ赤くなる。
イメージ 4
最終的にはこうなる。この樹皮の赤さからRed firと呼ばれる。なお、根元にびっしり生えているのはBush chinquapin(ブナ科)。以上2枚はヨセミテのTioga road。イメージ 5
西日の当たらない側には、しばしば黄緑色のコケが生える。これはGlacier Point Road。
イメージ 6
ラベル:生物学
posted by なまはんか at 10:46| Comment(0) | カリフォルニアの植物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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