日本でスーパードライといえば、某社のビールですが、イギリスではこれです。
けっこう見かけます。イギリスで急成長中のブランドで世界中に進出している。創業者が日本に行ったときに受けたインスピレーションが、英語+日本語(または中国語、またはそれらモドキ)の文字を配置する独特のデザインを生み出したそうです。日本には未進出。某社ビールとの商標の問題があるのかしれない。
ロンドンの繁華街の旗艦店がこちら(Regent Street)。この差し向かいにはユニクロも出店している。
イギリスの冬服の色は圧倒的に黒が多い。私はベージュ色のコートを着たアジア人なので、この中に入るとけっこう浮いているかもしれない。
ものはしっかりしているようで、けっこういい値段がする。ケンブリッジでポスドクをしているAさんはイギリス生態学会でジャンパーを着ていたが、私は断念。一番安いTシャツを購入した。旗艦店の3階はほぼTシャツだけで占められ、デザインには豊富なバリエーションがある。女物のタグでは、かわいく?「極ー度乾燥しなさーい」と伸びが入っている。伸ばしどころは日本語として不自然ではない。Tokyoもあるが、なぜかOsakaが多いのには、Japan=Tokyoというステレオタイプを乗り越えようとする意志を感じる。しかし、「優勝者?」という文字には単語としても字体にも違和感を禁じえない。総じて、違和感をもつ場合がほとんど。もし日本人がねらってやっているんだとするとすごいが、日本人はデザインに関与していないんだろうな、たぶん。日本でよくわからん英文をデザインに使っているのと同じで、収斂進化なんでしょうね。
念のため。これは自分用ではなく女房へのお土産用。
ラベル:ヨーロッパ
【関連する記事】