東日本大震災を受けて、日本でも節電のためサマータイムを導入してはどうかという議論がある。
アメリカではサマータイムがふつうにおこなわれ、特に何の問題もない。要は慣れの問題だと思う。サマータイム開始日は4月第1日曜で、終了日は10月最終日曜らしい。私がアメリカに行ったときは5月なのですでにサマータイムになっていた。10月はアメリカにいて、サマータイムが終了する日にはテレビでもそのことを伝えているだろうと思って見てみたが、拍子抜けするほど何もやっていなかった。夜中の12時に切り替わると思ってテレビを見ていたが日付が変わってもテレビに表示される時刻は変わらず、自分の勘違いかと思って寝てしまった。今調べたら夜中の2時に切り替わるそうだ。
次の日起きると日常は何も変わらずに始まっているようだった。テレビに表示される時間と自分の時計の時間は確かに1時間ずれていた。しかし、サマータイム終了による混乱は全く報道されていなかった。アメリカ人にとっては当たり前のことなのであろう。
そもそもアメリカは国内に4つの時間帯があり、国内旅行をしても時差を経験する。ボストンのある東海岸と西海岸のカリフォルニアでは3時間の時差がある。そのような状況ではサマータイムの1時間の調整など大した問題ではないのだろう。
学生のころは夜型生活を送っていたので、午前中の講義や試験をなかなか受けることができず、単位取得に苦労した。なので朝が早くなるサマータイムは迷惑と思い、日本にサマータイム導入を主張する友人と口論になったことがある。アホか・・・・
ラベル:北アメリカ