2017年11月24日

ヤブガラシとアマチャヅル

他人の空似。鳥足状複葉の多年生草本ツル2種。葉を裏から見るとそっくり。
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右がヤブガラシ(ブドウ科)で、左がアマチャヅル(ウリ科)。
「鳥足状複葉」というのは、一見「掌状複葉」のように見えるが、注意するとまず3小葉、または5小葉に分かれ、次に下の側小葉が2小葉に分かれたもの(長田武正「野草図鑑」保育社)。

ヤブガラシは葉の質が厚くて、両面無毛。巻きひげは葉と対生する。葉のわきに托葉がある。全体的に色が赤っぽい。空き地のフェンスなど、どこにでも多い。
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アマチャヅル(ウリ科)は葉の質が薄く、葉の上面に毛がある。巻きひげは葉のわきから出て、托葉はない。なので、巻きひげは托葉が変化したものかもしれない。全体的に鮮やかな緑色をしている。ヤブガラシに比べると少ない。長田によると「林の中に生える」とある(保育社「野草図鑑」)。
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ラベル:生物学
posted by なまはんか at 11:19| 日本の(で見た)植物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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